露出とカメラ

　古いフィルムカメラを使っていると露出計が付いていないか、壊れているのが常である。
　私が使っているブロニカS2はもとより、OM-1は内部が腐食して露出計が動きません。
　単体露出計も持っていないので。こうなってくると選択は二つ、ミラーレスで露出を計る、カンでどうにかする。
　手っ取り早いのはミラーレスなのですが、せっかくフィルムカメラを使用しているのに、わざわざ別のカメラを取り出して、計ってまたカメラ変えて撮影となると、なんというか。
「これって、なんかちがくね！」といった気分にさせられるのです。
　しかしカンで行うにも、感度/16も少し不安だなー。ということで。
　カン露出を行うための訓練をこれからチョコチョコしていこうかなあと思います。

撮影スタイル

　今年の冬は何だか温かい、そして晴れの日が多い。
　そうなってくると必然的に撮影に行きたくなってくる、ウキウキ気分でアルミケースにブニロカとOM-1を詰め込んで散策と洒落こんだ。

　しかしまぁ、正直あまくみてた。

　ブロニカの重さ！　+アルミケース&OM-1なので結構な重量ではなかろうか。
　足がパンパンになったのは当然として、腰や肩がもうゴリゴリである。

　それはさておき、あーでもないこーでもないと撮影をして。
　その日のうちに現像と同時プリントをしてきた。
　出来上がった写真はともかく、こうやって手にとって鑑賞できるのは至福と言ってもいい。
　
　しかし金銭的にキツイー、これは大変な趣味だなあ。
　と改めて実感した。

フィルムカメラを使う理由とは。

　自分の場合は完全に見た目から入ったクチなので、正直な話フィルムらしさとか、オールドレンズがウンヌンは二の次だ。
　ブロニカS2というカメラのフォルムに気圧され、購入したもんだから、なんというか。なぜ今更フィルムカメラを使うかと聞かれると「かっこいいから」と、なんか凄くナルシーな返答になってしまう。
　Nex-5tというミラーレスからカメラを始めたので、教えてもらった知識を総動員して撮影に挑む。
　そしてプリントされたものを見て悔しがる。次こそはとは思いまた撮影に行く。
　なんとなく今は、このサイクルが気にいっている。

　もちろんデジタルも好きだ。
　ただあんまりかっこいいカメラは多くない。
　持つならかっこいいカメラがいいね。というう見た目重視系男子もありなのではなかろうか？